古民家店舗リノベーション|土間コンクリート施工と一枚板の選定

古民家が“もう一度、人が集まる場所になるまで”

築年数を重ねた古民家を、もう一度人が集まる場所として再生する古民家店舗リノベーションが進んでいます。

今回は、土間コンクリートの施工から、テーブルに使用する一枚板の選定までをご紹介します。

空間の土台となる施工から、店舗の印象を左右する素材選びまで、完成に向けて現場が少しずつ形になってきました。


空間の土台をつくる、土間コンクリート

最初に行われたのは、土間コンクリートの打設です。

古民家特有の風合いを活かしながらも、現代の使い方に耐えられる強度と精度を確保するため、細かな調整が必要になります。

ただの下地ではなく、この空間全体を支える見えない設計の一部として、土木チームが丁寧に仕上げていきます。

仕上げとして見える場合も、下地として使われる場合もありますが、この精度が空間の心地よさを大きく左右します。


空間の印象を決める、一枚板の選定

▼胡桃

▼山桜

同時に進めているのが、一枚板の選定です。

カウンターテーブルには山桜、窓側のカウンターテーブルには胡桃(ジャパニーズウォールナット)を候補として検討しています。

山桜のやわらかな色合いと上品な木目、胡桃の深みのある色合いと落ち着いた表情。

木目の流れや節の表情、厚み、そして時間を重ねた変化まで見ながら、それぞれの場所に合う一枚を選んでいます。

どの一枚を選ぶかによって、空間の印象は大きく変わります。

素材選びというよりも、「この場所でどのような時間を過ごしてほしいか」を考える工程に近いかもしれません。

使い込まれるほど味わいが増す木を選びながら、長く愛される空間づくりを目指しています。


一貫体制で行う、いとうグループの強み

私たちいとうグループの特徴は、林業から製材、土木、建築までを一貫して行っていることです。

それぞれの工程が連携しながら、ひとつの空間をつくっています。

土間コンクリートのような空間の土台づくりから、一枚板を選ぶ細かな素材選定まで。

それぞれの工程を一つの流れとして考えながら空間をつくることで、古民家は新しい価値を持った場所へと生まれ変わっていきます。

人が集まる場所として、どのような空間になるのか完成が楽しみです。

いとうグループ広報 菊地