木を見極め、加工する技

京都府内で唯一、自社で伐採した木を、製材加工、設計建築する一貫体制で行っている

「いとうグループ」

 

山から出てくる木材には、樹種や形状だけでなく、様々な品質があります。

建築や家具に向いているもの、合板などに使われるもの、燃料になるもの。

それらを自社で見極め、適したものを製材加工します。

プロフェッショナルの技術と目利きが特に必要な仕事です。

 

「適材適所」という四字熟語は、もともと伝統的な日本家屋や寺社などの建築現場での

木材の使い分けを表した言葉だそうです。

そこで木材の中で日本で一番植えられていて、建築材として多く使われる

日本人と共に歩んできた木である杉。

先日こんなに大きな杉がありました。

 

左の杉板の幅200mm(20cm)、右の杉板は480mm(48cm)!!

480mmは畳幅の約半分より少し長いぐらい、

または新聞紙の縦の長さぐらいと思って頂けるとイメージしやすいでしょうか?

製材している私も圧倒される大きさです!!

ちなみにこの大きな杉板は手で持って並べてから木材乾燥機に入れるのですが、

乾燥させる前の生木の状態は特に杉板1枚でとても重いんです!!

当たり前のことですが、

大きさをはじめ同じ杉でも個性豊か。

様々な木目や色合い。

節があるもの、全く無いもの。

真っ直ぐなもの、曲がっているもの。

どんな環境で育ち、この木材がどのように使われていくのか(新築、店舗、リノベーション、土木、木製品など)

見極めて製材加工が出来ることが冒頭でお伝えした通り、いとうグループの強みであり

暮らし方=生き方=働き方

一致する誇りあるライフスタイルを製材スタッフも常に考えて体現できるよう働いています。

 

最初にアップしたブログにあるアップサイクルチャレンジも

林業・製材・加工で出た端材を利用して、オリジナルのプロダクトに生まれ変わり、

お客様のライフスタイルに寄り添い大切に使って頂けるようアイデアを練っている段階です。

 

奥京都・福知山では本格的な冬が来るまであと一歩。

朝晩はストーブから離れられない事も多くなってきました。

キャンプが好きな私が寄り添うものと言えば焚き火!

(小さな火から育てる楽しさと火を眺めているだけで幸せな気分になれます)

そんな冬のライフスタイルに欠かせない薪!

ご購入頂くお客様も増えてきました。

 

薪ストーブに使う広葉樹8本セット、

キャンプや焚き火にバッチリなソロキャンセット(針葉樹5本、広葉樹3本、焚き付け用10本)の販売もございます。

是非弊社までお問合せお待ちしております。

今日も元気に頑張りましょう。

 

いとうグループ広報 菊地