spicecurry Garmii 古民家店舗リノベーション #02|タブノキの一枚板テーブルと山桜のカウンター

Wood and Wood home が手がけた、
京都府福知山市に2店舗目をオープンした「spicecurry Garmii」の古民家店舗リノベーション。

前回は、カウンターまわりの壁面に使用したひのきの名栗加工についてご紹介しました。

【前回のブログはこちら】

 

今回は第二弾。

店内でもひときわ存在感のある、
Wood and Woodが製作した、タブノキの一枚板テーブルと、山桜のカウンターをご紹介します。

店の中心に、タブノキの一枚板。

店内の中心に据えた、大きな一枚板のテーブル。

今回使用したのは、タブノキの一枚板です。

一枚板の魅力は、同じものが二つとないこと。

木目も、色も、節も、輪郭も。
その木が育ってきた時間が、そのまま一枚の板の表情として残っています。

均一に整えすぎるのではなく、
木がもともと持っている形や木目を生かしながら、その場所に合う一枚に仕上げていく。

Garmiiでは、この大きなタブノキの一枚板を店内の中心に配置しました。

食事をするためのテーブルでありながら、
空間全体を印象づける存在にもなっています。

飲食店では、料理そのものだけでなく、
どんな場所で、どんな時間を過ごすかも、お店の体験のひとつです。

木の質感や形を身近に感じながら過ごせることも、一枚板ならではの魅力だと思います。

山桜の個性を、黒のレジンで生かす。

そして、お店の顔となるカウンターには、
山桜の一枚板を使用しました。

この山桜には、虫食いや傷みによって生まれた欠損部分がありました。

その部分をすべて削り落として均一な板にするのではなく、
今回は黒のレジンで埋めて仕上げています。

木が長い時間をかけて育つ中で生まれた跡。

それを隠してしまうのではなく、
その形を残しながら、一枚板の表情として生かしていく。

山桜の木肌の中に黒のレジンが入ることで、
木目や自然な輪郭とのコントラストが生まれ、印象的なカウンターに仕上がりました。

整いすぎていないからこそ、その木にしかない表情がある。

節や割れ、虫食いなども含めて木の状態を見ながら、
削るのか、残すのか、埋めるのか。

一枚一枚の木に合わせて仕上げ方を考えていきます。

 

木に合わせて、つくり方を変える。

タブノキの一枚板テーブルと、
黒のレジンで仕上げた山桜のカウンター。

同じ「木」でも、樹種も、形も、木目も、状態も一枚一枚違います。

だからWood and Woodでは、決まった形に木を合わせるのではなく、
まず木を見て、その木をどう生かすかを考えます。

この一枚なら、大きなテーブルに。
この形なら、カウンターに。
欠損があれば、削り落とすのではなく、その跡を生かす方法も考える。

そして、新しい木だけが素材ではありません。

今回、お店の入口に使ったのは、
いつかまた使える日を待ちながら、倉庫に眠らせておいた昔の扉。

古い扉が持つ色や傷、これまで重ねてきた時間をそのまま生かし、
この場所の新しい入口として、もう一度使うことにしました。

新しくつくるもの。
残して生かすもの。
手を加えるもの。

素材を見ながら、その場所に合った答えを考えていく。

それも、Wood and Wood homeの空間づくりです。

 

一枚板から、空間を考える。

Wood and Woodでは、一枚板の販売だけでなく、
テーブルやカウンターへの加工、家具、そして空間づくりまでご提案しています。

「家の中心になる一枚板テーブルを探したい」
「お店のカウンターに合う木を一緒に選びたい」
「この一枚板を生かして空間をつくりたい」

そんなところからでも、ぜひご相談ください。

ご自宅の新築やリノベーションはもちろん、店舗・ホテル・旅館などの商業空間まで。
一枚板の選定から加工、家具、空間づくりまで、その場所に合った木の使い方をご提案します。

工務店様・設計事務所様からの、一枚板や木材加工、造作についてのご依頼・ご相談も承っております。

 

今回施工させていただいた「spicecurry Garmii」さんでは、

実際にタブノキの一枚板テーブルや山桜のカウンターをご覧いただけます。

福知山へお越しの際は、料理と一緒に、木の表情や手触りもぜひ楽しんでみてください。

 

いとうグループ広報 菊地