林業用語辞典 vol.3 【水切り】

林業用語辞典 vol.3

【 水切り 】 [ みずきり ]

暴雨対策、台風対策。

山の中につくった作業道が雨によって壊れないよう、少しずつ雨水を排水するために入れる横断溝。

 

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イトモクでは、山への負担を最小限におさえる作業道づくりを心がけています。

山の中に作った作業道には、この水切り(V字の溝)が施してあります。
台風直前には、被害予防のために、最近作ったばかりの施業道にも水切りを作ってまわります。

大雨が降ると、作業道に沿って膨大な雨水が流れて川のようになることがあります。
そうすると、道が崩れ、ふもとの道路に土砂が流れ出てしまいます。
それを防ぐため、要所要所、水が集まりそうなところに水切りを作って、雨水が分散して排水されるようにしています。