大江山 社有林の間伐 [ 京都府福知山市大江町 ]
- 場 所:
- 大江山(京都府福知山市大江町北原)
- 内 容:
- 間伐
- 依 頼:
- 自社
- 施 業:
- 2022年
大江山にあるイトモクの自社有林の間伐施業しました。
ここは昔からの社有林ではなく、以前に他の山主様から受け継いだエリアになります。
少し明るめに間伐をし、当社運営の 森林キャンプ場 「フォレンタ forenta」として生まれ変わります。
ところどころ、コッソリとこしらえられた隠田(おんでん、かくしだ)の名残りが。
人家の無い山奥に突如として現れて、さらに山奥まで段々になっています。
年貢を免れるためだったのか、はたまた、平家の落武者たちが生き延びるためだったのか。
どちらにせよ、背丈ほどの高さにまで人力で石を積み上げた、当時の集落の方々の想像できないような執念と逞しさを感じます。
そして、そんな田んぼ跡地にも、昭和の戦後に杉ヒノキを植えた人たち。
ここにも歴史があります。
今では、当社以外、まったく人が来なくなったエリアですが、キャンプエリアとしてオープンした暁には、市内や都市部からのお客様が訪れ、森や川の恵みを楽しんでくださることでしょう。
OJT(On the Job Training)。半年前に入社・移住してきた21歳の大屋。
現場リーダー藤澤による丁寧な指導を受けます。
これまで下積み作業をこなしてきましたが、いよいよ、難易度アップ!
森の間伐エリアでの伐倒です。
残す木と木の合間をぬって、狭い隙間を狙い、ピンポイントの方向に木を倒す。
1本、そしてまた1本。
イメトレ・実践・反省を繰り返して、カラダに経験を刻み込んでいきます。
五感をフル稼働!
木を倒す方向をコントロールする特訓を、自社有林で受けています。
~∗~∗~∗~∗~∗~∗~∗~∗~∗~
創業明治35年以来、当社で扱えない木はありません。
受け継いできた経験と技術を活かし、新しい機械や最新技術を取り入れながら、自社林や自治会共有林・個人様の山を管理いたします。