国の重要文化財「聴竹居」の敷地内での特殊伐採。

9月のご依頼の後、3ヶ月ぶりに新たに伐採のご依頼いただきました。
前回よりさらに文化財に近く、建屋に寄り添うように生えていた木の伐採。

「建屋や石積みを1mmも傷つけない」とのご指示！！！
スタッフ全員に緊張が走りました。

もちろん重機はまったく入れる余地がありません。
組む特伐システムもいろんな案があるなかで、とにかく建屋を傷つけないよう、最も安全な伐採方法・運び出し方法をとることにしました。

ひさしに当たらないギリギリを通して、なんとか無事に降ろせました。

重機が入らない場所で、かつ反対側の崖下は住宅街なので、その後の太い幹も細切れで少しずつロープ＆人力で降ろしていきます。
架線を通すという案もあったんですが、安全優先で手運搬となりました。
パワースーツがあれば楽になるんでしょうか？？？