青紅葉がまぶしい長安寺様。
福知山市の天然記念物「授乳イチョウ」のお手入れをさせていただきました。
6月の真夏日でしたが、境内はヒンヤリした爽やかな風が通っていました。

樹齢600年といわれる大イチョウ。
乳と呼ばれる部分が上から垂れ下がっています。

去年、大枝が枯れ落ちたそうです。
重さのバランスを保つためか、落ちた枝の反対側にある大きな枝が、大切な鐘楼に向かって傾いてきているとのこと。台風前に急ぎ対応させていただいてました。

重機が入れない場所でも、ロープ技術を使って少しずつ、大枝を降ろしていきます。
同じ大きさの枝でも、樹種や枯れ具合などによって、重さも強度もぜんぜん違うので、見極めが大事です。

空師も、木から木へ跳び移ります。

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イチョウは強い。

樹上から大きな枝が枯れ落ちたとしても、上に向かって伸びようとしている若い芽がわんさかわんさか出てきていました。