特殊伐採以外の 4つの事業
“林業”とは、木を植え、育てて見守り、木を使い、豊かな森を作り、それを後世に残していくことであると、伊東木材は考えます。
120年もの間、山と向き合ってきた「杣人(ソマビト)」としての誇り・技術・実績・信頼を軸にした、伊東木材の源となる4つの事業の紹介をいたします。
森林整備事業
荒れてしまった森林を生き返らせる。間伐や植林など、山を再生循環させる事業をしています。
<実績例>
・個人、企業の森林所有者様(累計800名以上、年間施業面積30ha以上)
・地方自治体(福知山市、綾部市、舞鶴市)などにおける森林整備
・共有林(財産区、自治会等)
・社寺林(元伊勢外宮豊受大神社様、大本教様ほか)
・社有林(いとうの森)
奥京都の様々な森を整備
山林所有者様からのご依頼をはじめ、公有林、自社林など、奥京都の様々な森林の整備を進めています。
森がよろこぶ、人もよろこぶ
荒れた森林を手入れすることは大変なことではありますが、整備され生き返った森に入ると、山が喜んでいるような感覚になり、また私達自身も心地良い森の中で喜びを感じます。
受け継いできた森林を大事に
当社に整備を委託されている山林所有者様は、現在250名・団体様を超えています。
「伊東木材さんなら先祖から代々受け継いできた山や木を大事にしてくれる・生き返らせてくれる」とご信頼を寄せていただいています。
杣人=ソマビトとしての根幹事業
間伐、皆伐して再造林(植林)、どちらも実施しています。奥京都の杣人(ソマビト)として、会社全体の根幹となる事業として、これからも継続してまいります。
森林プロデュース事業
森に生きる奥京都のソマビトとしての想いから、森林価値向上のプロジェクトに取り組んでいます。
森林の価値を向上させる
荒れてしまった森を木材生産の視点で整備して再生し、付加価値を高めるのはもちろんのこと。それ以外の視点でも森の価値を上げることができると考え、さまざまな「森」のカタチを創造しています。
林業だけでない、森林プロデュース
「シェア・フォレスト=森を共有する」という考え方。仲間が気軽に入って遊べる森の拠点づくりを目指します。また、山の雑木林から、栗やどんぐり等の実を実らせ、クワガタやカブトムシなどをはじめ多様な生き物が賑わい、また木材利用としても魅力的な広葉樹製品に生まれ変わらせる。林業視点だけでない、森林プロデュースをしていきます。
森の多様な可能性
森林には多様な可能性があり、それは私たちがこれからの時代を生きていくヒントにもなると考えています。
森林管理のプロがお手伝い
森林価値を向上させる可能性を探りたいという森林所有者の方は、ぜひお問合せください。森林管理のプロであり、森と木との付き合い方のプロでもある私たちがお手伝いいたします。
伐採木材 デザイン事業
特殊伐採や森林整備のご依頼で伐採した木を、新たなプロダクトとして生まれ変わらせます。
伐った木を生まれ変わらせる
伐採した木を、新たなプロダクトに加工することができます。 第二の命として、あなたの暮らしにの傍に、あるいはマチの拠点に。
いとうグループの一貫体制で実現
当社の製材加工部門、自社設計士デザイナーと連携し、建築用材、DIY用木材、家具、木工品などが製作できます。
森のプロであり、木のプロでもある
そのままだと燃料となって燃やされてしまう「欠点のある木」でも、欠点を利点として生かしたオリジナルのプロダクトに生まれ変わらせ、これから10数年・数十年と活かすことができます。
木を活かし、木と生きる
「大きな庭木や老齢な木をやむなく伐ることになったが、思い入れがあり、なんとか再利用できないか」という方、ぜひご相談ください。
※木材の状態によって製作できるものが限られることがあります。
市町村 森林経営管理受託事業
森林経営管理制度における自治体の森林管理事業も請け負い、市町村の森林健全化のお手伝いをしています。
森林経営管理制度がスタート
平成30年(2018年)、全国で森林経営管理制度がスタートしました。
森林経営管理制度とは、手入れの行き届いていない森林について、市町村が森林所有者から経営管理の委託(経営管理権の設定)を受けるというものです。
林業経営者に再委託
そのうち、林業経営に適した森林は地域の林業経営者に市町村から再委託されることになっています。