林業用語辞典 vol.12 【寸検】にインターン生が挑戦!

林業用語辞典 vol.12

【 寸検 】 [すんけん]

原木丸太の寸法を検査して記帳すること。
建築用の材料(柱や板)でも、この用語が使われることがある。

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同じスギやヒノキでも、育った環境や手入れ具合によって品質が違います。
⁡イトモクでは、出荷先様の求める品質に応じて仕分けしてから、寸検を行うことがあります。

寸検はとても大事。

出荷先様との信頼関係のためには、出荷先様とイトモクの寸検結果が同じになる精度が求められます。

府立林業大学校のインターン生が寸検に初挑戦!
あとでチェックすると、半分くらいはミスがありました(^^;)
これだとクレームものになってしまいます。
もちろん、スタッフが修正して記帳しました。

ただ測ればよさそうな簡単に見える作業でも、実は、「知識」と「経験」がイトモク品質を支えています。
インターン生にとっても良い経験になっていますように。


⁡ところが、こちらもAIの流れが。

いま京都府で開発中の自動AI測量。
イトモクにもそのタブレットとアプリがあります。
まだまだ精度が粗いですが、そのうち誤差が縮まってくると思います。

もちろん、決して誤差は無くなりませんし、出荷先様にもメリットが無いと、どんなに私たちが効率化できたとしても、そのデータを受け入れてはいただけないと思います。

ただ、近い将来、
「昔は寸検を手作業でやってたんだー!!」
と驚かれる時代が来るはずです。