未来に向けた工場の片付け ~守り継いできた木を、未来へつなぐために~

いとうの工場でいま、
未来に向けた片付けを進めています。

積み重ねられた木材。
長い年月を経て、少し色を深めた梁や板。

この場所に流れてきた時間が、そのまま残っています。

整理をスタートさせて、少しずつ片付けが進んできました。

倉庫の中にあるのは、
奥京都で育ったひのきや杉、
力強い木目のケヤキ、
落ち着いた質感のくり、
そして風合いを増した松など。

今では簡単には手に入らないとても貴重な木材も多く、
どれも長い年月をかけて大切に守られてきた会社にとって大切な財産です。

この場所にある木材は、
ただの在庫ではなく、宝物だと考えています。

ただ、使ってこそ、その価値は生きる。
はじめて、本当の意味で宝物になるのだと思います。

実際に、木材を見に来られた工務店の方や、
木が好きな方からは、

「ここにずっといたい」
「全然飽きないですね(笑)」

そんな声をいただき宝探しのように木材をご購入いただくこともあります!

それほどまでに、
一本一本に個性があり、
見ているだけでも楽しめる場所です。

そして、今回の片付けは、
単に整理するためのものではありません。

「この木を、どう活かすか」
「誰に、どう届けるか」

を見つめ直すための時間でもあります。

まだ途中段階で、整理するにも時間がかかり簡単なことではありませんが、
一本一本の木を見直していく中で、
新しい使い方や可能性が、少しずつ見えてきます。

例えば、
空間の主役になる一枚板のカウンター。
無垢のサイドテーブル、レジンを使ったらかっこよくなりそうな材など。

住宅や店舗の中で、静かに存在感を放つ素材として、これまで眠っていた木が、
これからの暮らしや空間の中で、もう一度生きていく。

そんな提案を、これからしていきたいと考えています。

まだ整理の途中ですが、
この場所にどんな木があるのか、どれだけ綺麗になったかを
少しずつ発信していきます。

「こんな木があったんだ」
「この木を使ってみたい」

そう感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです。

この場所に積み重なってきた時間を、次の誰かの時間へ。

木材の整理は、新しいはじまりの準備でもあります。

まだまだかかりそうです!!笑

がんばります!!