[裏話] 川口中学校 職業体験レポート
昨年に引き続き、川口中学校2年生の職業体験にご協力しました。
体験が終わる頃、子どもたちの様子を見に来られた先生が
「いつもの学校では見られない表情をしてる。
充実している気持ちが伝わってくる。」
というコメントをしてくださいました。
普段の様子は分からないのですが、楽しんでくれていたことは間違いないです!
体験した生徒さんたちの書いてくれたブログから、楽しんでいる様子が皆さまにも伝わるでしょうか?
昨年は、製材・土木・店舗の(株)いとうがメインの仕事でしたが、
今回は、林業をメインに、
「広報担当として取材をしてブログ記事にする」
という仕事を体験いただきました。
先生のご指導もあり、しっかり予習をしてきた二人。
私の説明のしょっぱなから、質問がどんどん寄せられます。
森や木にまつわる歴史・生物・経済・比較文化、、、いろんな側面から解説するたび、ナイスリアクションを返してくれました。
こちらがノセられて話が長くなりそうなので、あわてて現場へ向かうことにしました(笑)。
製材所や植林地では座学が多かったですが、間伐の現場では、圧倒的な迫力と「リスク」の体感にしびれていただきました。
伐倒体験でも、
「木が倒れ始めたら、遠くに逃げてね」
と言っていたら、しっかり逃げてくれました。
広報担当者として写真も自分たちで撮ってもらうべく、カメラやスマホを渡しました。
心の動きが伝わってくるようなブレブレ動画もありました(笑)。
「自分で伐った木の年輪を数えてみたい!」
自分たちから積極的にリクエストをくれて、私も嬉しかったです。
林業現場のナビゲーターは、イトモクで入社3年目になる22歳の大屋が担当。
グイグイくる13歳の質問にタジタジしていました(笑)。
受け入れる側としても、こういう機会は貴重です!
お弁当を持ってきていた中学生。
体験の後は、スタッフと一緒に山で食べてもらいました。
事務所に帰ってからは、ブログの記事づくりです。
まずは、要点を整理。
各自、ブログの読者(特にクラスメイト)に伝えたいことを考えます。
「自分たちが使っている食器のことを最初に書いたら、みんな興味もつんちゃう?」
「途中でクイズをはさんだら、退屈しないかも!」
時間が無いなかでも、いろんなアイデアが飛び出し、それをパソコンで記事にまとめあげていきます。
私はその間、口をはさまないようこらえながら、広報担当としての視点についてアドバイスしたり、タイムスケジュール的な誘導だけするようにしました。
そしてできあがったブログ。
前述していますが、改めてご一読をお願いします!
最後になりましたが、当社としても貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
給食食器に当社の木が使われることが決まってから、
「使い手である子どもたちに、器が生まれる工場見学だけじゃなく、
木が生まれる山林を見学してほしいな」
と思っていましたが、その念願がかなって嬉しいです。
今回は職業体験ということで伐倒体験もしていただきましたが、大切なお子様を預かる身としては、「ケガをしない安全ライン」かつ「ドキドキする強烈な体験」を味わってもらうバランスを考えての内容となりました。
その時々の現場の状況で内容は変わりますが、機会がありましたらまた是非、体験にいらしてください。