林業用語辞典 vol.11 【フェラーバンチャザウルスロボ】
2024年12月5日
林業用語辞典 vol.11
【 フェラーバンチャザウルスロボ 】
60歳代のベテランスタッフの救世主。
労働負荷を下げてくれ、林業の労働災害を減らしてくれる重機。
2021年、既存の重機にアタッチメントとして取り付けてもらいました(ピンクと白の部分)。
これ1つで、何台(何人)もの役割をこなしてくれる優れものです。
- 土を掘る(油圧ショベル)
- 木を伐る(カッター)
- 何本かの木を掴んで運ぶ(グラップル)
これらの働きを1台でできるようになります。
定期的に手入れがされてる山ではなく、放置されてウッソウとした山を間伐するとき、新たに作業道を作らないといけないことが多いです。
「ここに道を通した方がいいな」
というところに木が植っていると、その木を伐って運び出さないといけません。
- 油圧ショベルに乗って道をつける
- 油圧ショベルから降りる
- 燃料入りのチェンソーをヨッコラショと持って降ろす
- 木を伐る
この4つの動作を、フェラーバンチャに乗ったままでできるようになり、ベテランスタッフでも比較的、楽に作業できるようになりました。