林業用語辞典 vol.9 【グラウンドワーカー】
2024年4月18日
林業用語辞典 vol.9
【 グラウンドワーカー 】 [ グラウンドワーカー ]
特殊伐採における空師(アーボリスト)の地上班。
空に近い樹上で作業して、いわゆる「ばえる」身のこなしをするのがクライマー。
グラウンドワーカーは、クライマーとは違い地面で立ち回り、阿吽の呼吸でクライマーの仕事をサポートする。
instagramなどの写真や動画では皆さんの興味を引きつけるために、樹上にいるクライマーをよく取り上げますが、グラウンドワーカーの動きもとても大事なんです。
グラウンドワーカーの動き一つで、効率も安全性も大きく違ってきます。
もちろん、
・吊り伐りした大枝や幹・下に落ちた枝葉を集める
・冒頭の写真のように、必要なときに必要な道具を樹上のクライマーにロープで上げる
などの役割もありますが、特に神経を使うのは、伐った木をロープで降ろす落下スピードをコントロールすることです。
樹上クライマーと意見交換しながら予測した幹や大枝の重さに応じて、地上にある仕掛けに細工をしたうえで、ロープを引っ張りながら落下スピードをコントロールします。
また、地上のグラウンドワーカーの動きで、樹上にいる仲間の安全も守っています。
イトモクでは現場の状況に応じて、ベテランや先輩が樹上に上がったり、逆に地上でグラウンドワーカーとして采配をしたりしています。