【WOOD】Walnut / ITOMOKU WOOD WORKS

こんにちは!

久しぶりの木材シリーズです!

 

今回は不動の人気を誇る、

家具材のロールスロイスとも呼ばれる高級材「ウォールナット」をPICK UP!

あまり木材に詳しくない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか?

塗料の色名にもウォールナット色があるぐらい色味や特徴は有名ですね。

 

 

クルミ科クルミ属のウォールナット。

以前のブログでご紹介したチークと同じく、

【WOOD】ミャンマーチーク

チーク、マホガニーと共に世界三大銘木の一つです。

 

ウォールナットの大きな魅力は、深いのある色合い。

深みがある濃い褐色をしていて、心材は黒に近いブラウンで辺材は灰白色。

断面が空気い触れることで、濃い鮮やかな紫を帯びた色に変化します。

また、ウォールナットは真っ直ぐに成長する樹木のため、整った美しい木目も特徴です!

 

ちなみに心材、辺材とはなに???という方へ

ちょうどとんでもなく大きな杉の丸太があったので説明しますー!

全く別の世界、アパレル業界から転職した私はまだまだ木材も林業もシロート!!

素人目線でちょっとした疑問や知識もブログに書いていけたらと思います!

(ただ自分が勉強したいだけでしょ・・・。笑)

 

話はそれましたが、イスやテーブルなど家具に使われることが多いウォールナット。

ウォールナットの家具材としての歴史は古く、17世紀後半のヨーロッパにさかのぼります。

 

イングランド王チャールズ2世は、芸術を愛する人物で、ウォールナットを使った家具の美しさに魅了されていて、

チャールズ2世の嗜好を、他の貴族たちも取り入れたことでウォールナットの家具がすばらしい品として認識されるようになった経緯があります。

 

富の象徴として王族や貴族の間で愛されヨーロッパの家具市場ではウォールナット材のよる製品が人気を独占し、この時代を「ウォールナット時代」と呼ばれていたそうですよ!!

今から300年も前から高級な印象が変わらないと思うと驚きですが、

それほど魅力的な木材ということですね。

 

硬く粘りがあり加工性、耐久性に優れ、衝撃に強い木材。

頑丈かつ経年変化による反りやねじれが起きにくいため、

ウォールナットを使った家具は長く使い続けることが可能で

イギリスのアンティーク家具の多くはウォールナットが用いられています。

 

美しい色と木目や優れた加工性・耐久性などの特徴から、現代でも根強い人気を誇る木材なのです!!!

革製品のように人が触れ、使い込めば使い込むほど味のある風合いに変化していくのも良いんですよねー。

 

今後itomoku wood worksの新たなプロダクトにもなるであろうウォールナット!!!

とても楽しみです。

 

毎回木材シリーズでご紹介させて頂きますが、

弊社では伐採した木を、新たなプロダクトに加工して生まれ変わらせることができる

「伐採木材 デザイン事業」があります。

 

特殊伐採や森林整備のご依頼で伐採した木を、

当社の製材加工部門、自社設計士デザイナーと連携し、建築用材、DIY用木材、家具、木工品などが製作できます。

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欠点を利点として生かしたオリジナルのプロダクトに生まれ変わらせ、これから10数年・数十年と活かすことができます。

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お問い合わせお待ちしております。

 

いとうグループ広報 菊地