奥京都・森からはじまるライフスタイル
こんにちわ。
広報担当の菊地です。
今回は私のプライベートをブログに書いてみようと思います。
早速ですが、先日大江山連峰トレイルを仲間たちと歩いてきました。
時間の都合で登れなかった山もありましたが、天橋立まで歩き
約25km、11時間。(歴史に触れながら歩いたこともありそのうちの休憩が4時間。笑)
ついたのは夜!!野宿です!!笑
大江山とは福知山市と舞鶴市、宮津市、与謝野町をまたぐ連山。
雲海の名所として多くの人を魅了し続ける山です。
そして、大江山には3つの鬼伝説があります。
大江山鬼伝説のことを知っていますか?
そのうちの一番有名な「酒呑童子」という鬼の伝説の話もしてみたいと思います。
酒呑童子とは名前の通り酒が好きだったことから、
手下たちからこの名で呼ばれていて、日本で最強の鬼とされています。
様々な説がありますが、酒呑童子は元は人間で多くの女性たちから求愛されるほどの美少年。
女性たちは少年に想いを寄せて恋文を送ったが、読むこともせず、全てを燃やし、女性たちの恨みは増幅して怨念になり、少年は鬼になった。
冷酷非道な鬼となり配下を従えて人をさらい喰っていたというから恐ろしい。
酒呑童子は鬼滅の刃 鬼舞辻無惨のモデルにされているとも言われているんですよ!
そんな悪さばかりする大江山に住む酒呑童子を退治せよと指令を受けたのが
源頼光とその家臣たち!
家臣の中には金太郎のモデルとなった坂田金時などのそうそうたる武将たち。
大江山へ向かった頼光一行は、変装して鬼たちに取り込み、酒宴に同席して、
酒呑童子に毒酒を飲ませ眠りにつき動けなくなった酒呑童子の首を切ったという鬼物語。
(この物語を伝えたいがためにだいぶ長くなってしまいました。笑)
そんな伝説が奥京都・大江山にあるってすごくないですか??
私はお酒も好きなので酒呑童子に興味津々でたくさん調べました!笑
今回はそんな酒呑童子の歴史を巡る旅。
様々なスポットがありますが、酒呑童子が住んでいたとされる洞窟!
実際は思っている以上に大きく、かなり迫力があります!!
そして、鬼だけではなく、
「丹後天橋立大江山国定公園」の指定を受け「森林浴の森」日本百選に選ばれた大江山の森の中は、ブナ・ナラの原生林などの自然に包まれた景色も楽しめます。
なんと言っても緑の色合いがとても綺麗なんです!!
大江山連峰は600m〜800mとそんなに高い山ではないのですが、
山の上から見える景色も最高です。
この旅を終えて「自然・歴史や文化・人」に触れながら歩けるって
素晴らしいことだなと改めて感じました。
「そんなに歩いてしんどくないの?」と聞かれますが、
自分が住む奥京都の事をはじめ、日本にはまだまだ知らない事がたくさん!!
歴史を知り、自然を感じながら仲間と歩く。
これだからやめられない趣味なのです。
何より、自分が住んでいる地域を知るってとても大切なことだなと思います。
大江山連峰トレイルは途中途中に登山口があるので
登山口まで車で行き少しの景色を楽しむことも可能です!
今回は見ることができませんでしたが、
おすすめは雲海が見える大江山鬼嶽稲荷神社と
海も見え壮大な景色が広がる鳩ヶ峰。
皆様も是非、京都市内とは違う、奥京都の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?
いとうグループが目指す、奥京都フォレストビジネス構想。
森から始まるライフスタイル!!
自然が大好きな私も体現していきたいと思います!!
いとうグループ広報 菊地