「杣人(ソマビト)の誇りを感じた林業体験
こんにちわ!
早速ですが、私、広報の菊地は
専務と部長と話をしている時に
今後弊社で仕事をしていく上で、経験をするのは今しかない!!ということで
急遽林業チームの元へ3日間みっちりと林業体験(勉強)に行くことが決定して!
次の週すぐに体験へ行って来ました!
いわゆる修行というやつです。笑
(いつも展開が急すぎるんだよな・・・笑)
今まで株式会社いとうから伊東木材株式会社へみっちりと林業体験に行く人は初とのこと!!
今回3日間体験させて頂くのは、
工事が入る前の皆伐と搬出の現場です。
早速洗礼を受けるかのように初日は雪。
林業の現場は伐採体験ツアーの案内や広報の撮影でしか行ったことがなく、
一日通して現場に入ることもですが、作業に関しても全てが初めての体験です。
3日間教えてくれたのは初日は初の現場リーダーを務め、林業経験2年目のエース大屋くんと、
元々は伊東木材に勤めていた経歴を持ち、今回はスケットとして来ていただいた林業経験10年目の岩井さん。
2日目は天気が良く、山で見つけた貯水池に光が入り綺麗な景色が見れました。
こういう景色が見れるのも現場ならではですね。
2日目からは4月で林業経験7年目になる内海さんも現場に入り、3人の元で体験が出来ました。
みんなとは退勤時に会うぐらいで、しっかりと話ができる時間はなかなか無く、
これも現場に入ったからこそ。
休憩時間もたくさん話が出来てとても嬉しかったです。
三日目は小雨。
全ての天候で体験できてよりリアルに現場を感じることができました。
さて、
私の動きはどうだったかと言いますと。
初日に一度伐採体験をさせて頂いた後に、3日間は尺取り(伐採した木を決まった長さにする為に印をつける)と
岩井さんの元に付いてクサビの打ち込み(木の切り口にクサビをハンマーで打ち込んで正しい方向に傾けていく役割やチェンソーの刀と木の間にスペースを確保する)を中心に、
最終日には伐採した木の枝葉を払い丸太にする作業、枝払いの体験もすることができました。
現場に入り、やらせて頂くからには足手まといにはならないよう、
少しでも力になれるように頑張ろうと心に決めてスタートして
最終日には作業の流れも掴めてきましたが、
とにかく付いていくので必死。
なんとか三日間付いて行いくことが出来て、
私は山登りが趣味なこともあり多少は動けてよかったとは思いましたが、
三日目は肩、腕、足が痛く家に帰ったら足が攣るほど。
足場が不安定な急な山道を一日中チェンソーを持ちながら常に動いているんです!
私が三日間通して林業の現場に入り一番感じたことは
常に危険との隣り合わせの中で、一日中気を張った状態で緊張感を持ち
仕事をしていることの凄さとかっこよさ。
そんな姿を現場でリアルに見て、感じることが出来てとても尊敬しました。
そして、もっと林業の現場で働いていることの凄さを皆さんにも感じてもらいたいとも思わせて頂きました。
伐倒する時に見れた、材が少し長くとれたり、高さがある時など木が倒れる過程で地面に落ちる為、勢いを一度殺す事になり幹の破損を防ぎやすくなるなどのメリットがあるフンボルトノッチという受け口を逆さにする伐倒方法や木を傷つけるのを減らす為の繊細な機械操作、息ぴったりなチームワークをはじめ、一人一人が経験と努力で磨いてきたたくさんの技術をその時々の状況に合わせて使い分け、全ての工程において安全面を常に意識して仕事をしている姿はとても圧巻でかっこよかったですし、私自身とても刺激になりました。
この三日間という短い時間でしたが、
決して仕事内容が簡単なことでは無くとてもやりがいを感じたこと、
製材加工をしてショップに並ぶアイテムに使われているヒノキの材を
一番はじめとなる林業から目の前で見れたことなど、
改めていとうグループの根幹の林業に誇りを持てたこの経験は
私にとって確実に財産になったと感じています。
貴重な経験を活かして広報はもちろん、今後の仕事に活かして行きたいと思います!
あ・・・すみません。
私の感想ブログになってしまいましたが・・・笑
アパレル業界から転職して普段は広報とショップスタッフをしている私が
全てが初めての林業体験をしたからこそ感じたことを書かせて頂いたこのブログを見て
少しでも林業のかっこよさややりがいなどを知り興味を持って頂けたら嬉しいです。
そんな、伊東木材株式会社では一緒に盛り上げてくれる新たな役職、
「森・木・人をつなぐコーディネーター」を募集しています!
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求人/森・木・人をつなぐコーディネーター[林業部 渉外・企画・広報]
最後に三日間の体験をサポートしてくれた3人と記念撮影。
ありがとうございました。