植林は次世代への投資 [ 京都府福知山市 ]

上質な山に育ってきた「いとうの森」のほど近く。
ここでもまた、新たな森が生まれようとしています。

 

苗木を植える作業は、畑仕事のようなもの。
刈り取り、土地をととのえ、植え、強くなるまで育む。

この苗木たちが収穫できるのは40~60年先。
今、生まれた奥京都の子どもたちが壮年になっている頃でしょう。



イトモクにとって象徴的な植林作業を、21歳から62歳まで、林業部スタッフ全員で取り組んでいます。

この植林場所は傾斜もきつく、礫があり、滑りやすい土質でした。
1つ1つの作業に踏ん張りが必要で、いつも重機に乗っている最年長・川根の足の疲れがピークに。
梅雨の時期の植林。雨が降ると、苗の根っこが潤い、スタッフは植林作業を一休みできます。

今回は2つの実験に取り組んでいます。

①花粉が少ない「少花粉スギ」の苗
②鹿から苗木を守る「単木防護チューブ」

※この2つについては、次回以降の林業部ブログにてご紹介していきます。


傾斜がキツい現場なので手間と労力がかかりますが、次の世代に繋ぐべく、1本1本 大切に植えています。